ああちゃんは川で泳ぐのが大好きでした。
だけど好きなときに泳げたわけではありません。夏休みの午後1時から3時まで、保護者の監視のもと川で泳ぐことが許されていました。監視は当番制で、小学生の親たちが交替でやってくれました。大きな黒い浮き袋と時間を告げる鐘が当番のしるしです。ああちゃんのお母さんは、仕事を休んで当番をしてくれました。
二〇分泳いで一〇分休憩(だったと思う) のくり返し、休憩中は砂山を作ったり、池をつくったりして 遊びました。ほんとうに楽しかったです。
当然ながら、今、こんな制度はありません。子供が減って、当番制ができなくなって、川が汚れて…
自分が育った環境がとても幸せだったとつくづく思います。みなさん本当にありがとう。
それでは、ああちゃんがやってた楽しい川遊びを紹介しましょう。
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