シビックトラスト・参加者募集!
 本川の歴史的護岸を市民の手で修復します。
NPO法人雁木組

2008年 2月 第82号 


 NPO法人雁木組では、広島の河川に残る「雁木」の歴史的な価値を調査するプロジェクトを実施しています。本川橋の袂、舟つなぎ石の残る古い護岸は、石の加工痕から少なくとも100年以上昔に積まれたことが推定されますが、現在その一部が崩れ、このまま放置しておくと洗掘が進みさらに護岸が崩れる恐れがあります。

 そこで、この護岸を市民の手で守り、修復するシビックトラストを実施します。修復にあたっては、山県石工の伝統を継承する棟梁の上本宏實さんにご指導いただきます。上本さんのもとには、その技術を継承しようと多くのお弟子さんたちが参集しており、今回の修復は、上本さんとお弟子さんたち(石垣塾生)と、雁木組のコラボレーションにより実施します。

〈修復範囲〉
本川・本川橋西詰下流(広島市中区堺町地先)約20m高さ約90cm

〈日時〉
3月1日(土)、3月2日(日)両目とも9時、現地集合17時解散

 修復当日の参加者、協力スタッフを募集しています。上本さんのお弟子さんになるチャンスです。ぜひご参加ください。(先着10名)

 
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