先月号、別刷りで配布の7月5日付中国新聞、日曜エッセー「FFを太田川の祭りに」に色々ご意見を寄せていただいています。
元広島市の観光課長を勤められて、現在、町づくりのコンサルなどをされているコンベンションクリエート代表の小林正典さんから「すでに20年前に、同じことをテーマにしたことがありましたが、中国新聞もRCCも無関心でした。これをテーマに広島拘置所の壁画を広島市在住の画家、入野忠芳さんに依頼して描いてもらいました」というお手紙を頂きました。
早速、広島市中区上八丁堀の広島拘置所に出掛けました。壁画は平成元年、広島城築城400年記念として、江戸時代の広島の城下町の様子を物語るさまざまな風景が描かれています。
幸田光温さんが紹介された「本川川ざらえ町中砂持加勢」のお祭りの行列も各町の出し物中心に描かれています。18年の歳月を経ているので、多少文字がボケていますが、江戸時代の広島町がパノラマ状に展開されて当時の太田川と民衆の様子が把握できます。
小林さんは「FFを太田川の祭りにするには感覚的に違いすぎるし、仕構えも違いすぎるので、8月6日近くに川の清掃『川ざらえ』を楽しくする祭りとして考えたら…」というご提案を頂きました。
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