生態系・里山・里海

太田川整備計画 3会場で住民意見を聴く会
 2007年10月 第78号 瀬音のひびきより


 今後20〜30年間の太田川の整備計画の原案を作成するための第1回「住民の意見を聴く会」が10月4〜6日の3日間、広島市西区文化センター、東区戸坂公民館、安芸太田町「川・森文化センター」の3会場で開かれました。

 国交省太田川事務所では当初、流域圏内で8会場の開催を準備していましたが、応募者が少ないため3会場に絞って開催。合計8人が意見を発表しました。河川改修の地域の個別的な事例についての要望、意見が2人。災害防止対策についてが1人、川に生きる魚など生物保全についての意見は2人、家族が憩える親水施設の要望が1人、家庭における環境教育の必要を説いた意見が1人、整備計画策定の進め方、懇談会への要望が1人でした。(注目される意見・特に生物保全についての発表者には本誌も後日取材する予定です)

 会場には太田川整備懇談会の委員の方々が参加されていて、今回発表された意見は懇談会に報告され、議論に反映されることになっています。3会場を取材して感じたことは、

 @事前に行われたアンケート調査は3000人の回答があったそうですが、発表者8名というのは余りにも少ない。傍聴者も各会場とも、十数人というさびしさ。もっと多くの意見が出せるよう、賑わいのある会になるよう、本誌も活動を広げなくてはと思います。(今回の発表者8人の内3人は本誌会員の方々でした)

 A会議の持ち方、進め方に、厳しいルールが決められていて1人7分の発表時間と、発表が終わってから、懇談会委員の方と、主催者の発表内容の確認があり、それが全てで、会場からの質問、議論も一切ない。ということで、発表者の提起された問題への理解も深まることなく未消化に終わった…という印象が残ります。傍聴者の間でもそんな声が交わされていました。会議の持ち方については、一段の工夫が必要だと思います。(篠原)


 
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