みずべのぶんかざい

志路の煙草乾燥庫
 2006年 6月 第62号


 煙草の伝来は16世紀というが、全国的に広まったのは19世紀初め。県下では豊松や東城など備後地域がまず盛んになったようです。

 太田川流域では本流筋では津浪。根の谷川筋では桧山。三田川筋では志路など盛んに栽培されていました。

 嗜好品であるために各時代を反映して生産の増減変化が大きかったようです。
 今は禁煙運動によって自宅で吸うのも家族から締め出され、自宅戸外の軒下で密かに吸っているような人には、こんな乾燥庫が活動していた時代は懐かしいのでは?
 
 
 
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